岡山県、美作。
ここは剣豪 宮本武蔵の生まれの地である。
美作という町は、名前の通り自然豊かな町。
そんな場所が宮本武蔵を育てた。
彼は二天一流の開祖。つまり二刀流。
それは、故郷の讃甘(さねも)神社の祭りから着想を得ている。
ある時、彼は太鼓をたたく舎人の姿をみた。
2本のバチから奏でるリズムは、高い芸術性を誇ると共に、二本のバチと体が一体となり無駄がなかった。
それが二本の刀を巧みに扱うヒントになった。
また、剣術意外にも書や絵画にも熱を入れ、素晴らしい作品が今も残っている。 結果、この時代には珍しく天寿を全うした。
岡山を走る智頭急行線に「宮本武蔵駅」という名前の駅がある。
全国的にも珍しい、人物名を駅名としているところに地元の人の宮本武蔵への想い入れ具合が感じられる。